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フリースペース・うぇるびーは2004年春に発足し、その年の9月30日にNPO法人として静岡県から認証を受けました。以来、島田市、藤枝市、焼津市、牧之原市、吉田町、川根本町の地域で障がい者を支援する事業所として、障がいのある方たちに地域で充実して暮らせるよう支援を行ってまいりました。

当初は支援費制度の下で移動サービスを提供しておりましたが、制度が変わり、自立支援法の下、移動サービスや居宅介護や重度訪問介護、そして、同行援護、行動援護等支援の内容も増え、2012年には障がい児を対象とした児童デイサービス「おれんじ柳町」を開設しました。翌2013年に法律が障害者総合福祉法に代わり、児童デイサービスは放課後等デイサービスにサービスの名称が変更となりました。同2013年に「おれんじ初倉」そして、2014年は就労継続支援B型「りんご」、生活介護「かりん」をおれんじ初倉の施設内に、牧之原市には「おれんじ坂口」を開設し、2015年は重症心身障がい児の放課後等デイサービス『おれんじ中溝』同施設内に児童発達支援『いちご』を開設。20174月には共同生活援助『グループホーム陽だまり』の運営を、駿遠学園から引き継ぐなど目まぐるしく活動してまいりました。

しかし、まだまだ、私たちの暮らす地域には充足されていない社会資源もあります。今後も地域に暮らす障がいのある方が必要とするサービスについて、みんなで考え取り組んでいきたいと考えております。
それと、私たちの活動が「本当に、障がいのある方たちの暮らしのサポートになっているか」という確認を忘れてはなりません。支援することに満足してしまうと、本当に障がいのある方が求めているサポートなのか、社会の一員として暮らすことを支援しているのかといった点を検証することを避けてしまいます。

そこで、うぇるびーの職員は内部研修、外部研修と機会を探して、学びつづけております。また、講演会などを近隣の関係機関、事業所と協働で開催し、この地域で障がいのある方をとりまく問題点を皆と共有することも大事に考えております。

2017年8月、静岡県より、法人運営の公益性の評価をいただき認定NPO法人となりました。20183月法人名を「特定非営利活動法人フリースペース・うぇるびー」から「認定NPO法人フリースペース・うぇるびー」に変更しました。
今後も、これまでと同様に一同研鑚を積み、うぇるびーの理念として掲げる、『障がいのある人もない人もそれぞれが「自分らしい生き方」ができる地域社会を作るため』に活動してまいります。


認定NPO法人 
フリースペース・うぇるびー
代表 榎田浩幸
2019年10